条文用テンプレートの特長
契約書、定款、社内規程(就業規則)のような条文の文書を作るのが非常に面倒くさかったので、できるだけ簡単に作れるようなテンプレートを制作しました。 (文例はありません。)
インターネット上にも多数テンプレートはありますが、番号リストの設定の難しさから番号は手入力で行い、位置揃えはスペースで行う。といったものがほとんどです。
本テンプレートではアウトラインの定義とスタイルをきっちり作成し、「章」「条」などの番号設定を自分で行う必要がなく自動採番されるようになっています。また余計な改行を入れる必要もないので、文章の編集や校正が容易になり、内容に集中して作成できるようになります。
- 無料で利用できます。
- アウトラインをきっちり作ってあるので、章・条・項、その他リスト番号の採番が自動でできます。条文の追加・削除を行っても自動で番号も修正されます。
- スペースでの位置揃えの必要がく、文末で改行を入れずに済むので、条文の再利用や修正がしやすくなります。また校正ツールでのチェックも行いやすくなります。
- ワンクリックでスタイルを適用できるため、誰が作っても同じようなレイアウトで作成できます。
- 見出しの利用により、ナビゲーションによる移動・編集ができるようになります。
- Word2007以上で動作します。(下位互換は考慮していません)
テンプレートを使った定款作成
スタイルを適用して定款を作成する様子を動画にしました。
収録テンプレートについて
定款や社内規程を作成するためのテンプレートになります。 基本はプロポーショナルフォント(MS P 明朝)を使って制作していますが、固定ピッチフォント(MS明朝)を使ったものも制作しました。(文字を揃えたい、スペースでの調整が多い人向けです)
また、行間をある程度自由にできる書式も用意しました。ページ設定で行数設定をすると行間が自動で調整されます。(広くはなりますが、狭くはなりません。)
スタイルによる書式設定について
リボンのホームにあるスタイルをクリックすると、カーソルのある段落全体に書式設定とアウトラインレベルを設定をする事ができます。 章、条、項はナビゲーションウインドウに表示される設定にしているので、長い文書の編集にも便利です。
スタイル設定
以下のスタイルを定義してあります。適用の際の参考にして下さい。
どうしてもうまくいかない部分
条番号の直後に箇条書き4~5の文を入れ、その後に項番号を入れると、本来2になるべきが3になってしまう不具合があります。 条番号の直後に項番号を入れてからであれば、このように番号がずれてしまう事はありません。
ムリに項番号を変更しようとすると、全体がおかしくなってしまう場合があるので、このような状況にならないように作成いただければ幸いです。(解決方法がないか、もう少し試行錯誤してみます。)