フォルダを指定しない。
簡単設定で開くCSVファイルや貼付先Excelブックの指定を行うとフルパスで設定されます。フルパス指定は対象のファイルのフォルダの移動や名称変更をした場合、他のパソコンで利用する場合などに融通が利きません。特にWindows2000/XPなどは、デフォルトでc:\Documents and Setting\ユーザー名のフォルダにデスクトップやマイドキュメントのフォルダがあるので、パソコンを変えるとフォルダの指定を変更しなければならない可能性が高くなります。
どんと来いCSVでは、フォルダの指定を消してファイル名だけの指定にすると、どんと来いCSVと同じフォルダを見るという仕様になっています。この仕様をうまく使い、全て同じフォルダに入れておけばフォルダ構成に依存しないので便利です。(開くCSVファイル、貼付先Excelブックともに設定可能です。)
もともとは異なるバージョン(OSやExcelのバージョン)のパソコンでの動作チェックのために作った機能ですが、今では面倒な設定だけ行って、エンドユーザーに使ってもらいたい場合になどに重宝している機能です。
毎回開くCSVファイルを選択する。
個別設定から設定できます。(簡単設定からは出来ない機能です)
月毎のデータなど、レイアウトは同じだがファイル名が異なるファイルを開く場合に便利です。開くCSVファイルに設定したフォルダが初期値になりますので、同じフォルダにデータを入れておくと便利です。