主な特長
どんと来いCSV for Excel(以下どんと来いCSV)はMicrosoft Excel 2003/2007/2010/2013 上で動作する、CSVファイルを柔軟かつ効率的に開くためのツールです。
拡張子がCSVのファイルを開くと、001のようなコード番号が1になってしまう。という不具合や、拡張子がCSV以外のファイルの場合、毎回テキスト変換ウィザードを実行するのは手間。といった不満をお持ちの方に利用を提案します。
どんと来いCSVはあらかじめ作成したレイアウトに沿ってCSVファイルを開きますので、繰り返し利用するものを設定しておくと業務の効率化が期待できます。
CSVファイルを開いた時にセル幅の自動調整、オートフィルタの実行、ウインドウ枠の固定といった操作も自動で行う事ができますので、煩わしい処理が軽減され目的の操作をすぐ行う事ができます。
コマンドメニューから登録されいるレイアウトのCSVファイルを一括して開く事が可能です。
- 無料で利用できます。
- CSVファイルを、不要な列を削除して開く、書式をつけてExcelに取り込む、既存のExcelブックに取り込むといった事が可能です。
- 繰り返し利用するものを設定しておくと業務の効率化が期待できます
- Excel2007以降では、256列以上(最大1000列)のCSVファイルにも対応しています。
機能の紹介
CSVファイルは様々なアプリケーション間でのデータのやり取りにも使われ便利な反面、書式などの情報が無いという欠点があります。どんと来いCSVではこの欠点を補完するために以下の機能を有します。
不要な列を削除したり書式を付けてCSVファイルを開く事が可能です。
- 書式を「文字」とする事で、0001のようなコード番号の頭ゼロが飛びません。
- セル幅を自動調整する事が可能です。
- 書式を「削除」とする事で、不要な列をCSVファイルを開いた時点で除く事が可能です。
- セル表示形式を設定する事で、桁区切りなど数値の表示形式が設定可能です。
- 項目名を置換する事も可能です。
設定例
レイアウトは対話形式で簡単に作成する事ができます
簡単設定を実行すると、対話形式で「一般的に使うと思われる設定」と、「CSVファイルの項目名をレイアウトシートに貼り付け」ますので、項目毎の書式設定が容易になります。
レイアウトは1ファイルにつき10件まで登録可能
ひとつのExcelブックで10件までのレイアウトが登録可能です。上図のようにダイアログからレイアウト名を選択し対象のCSVファイルを開く事ができます。
指定ブックの指定位置にCSVファイルを取り込み可能
書式を設定したExcelブックに、開いたCSVファイルを貼り付ける事ができますので、ページレイアウトなど毎回同じような加工をする場合などに使用すると便利です