『共通設定』について
共通設定ではブック共通で使用する設定を行います。
共通設定の起動
機能ボタン部の「共通設定」ボタンをクリックしてください。共通設定のダイアログが表示されます。どのレイアウトシートから起動しても同じ設定になります。
設定項目の説明
設定画面
簡単設定時の書式自動設定
「簡単設定実行時に以下の文字列を含む項目名の書式を自動設定する」のチェックをONにすると、文字通り簡単設定実行時に各項目の書式を自動設定します。自動設定しない場合、簡単設定実行時は「文字」として書式設定がされます。金額など数値として扱いたいデータが多い場合は、なるべく自動設定できるように設定しておく事をお勧めします。
(例)額と設定した場合・・・。
「金額」、「請求額」、「額面」
この場合全て自動設定の対象になります。
標準及び日付に設定したい場合
標準及び日付に設定した名称を追加したい場合は、それぞれの項目に名称を入力してください。この時半角のセミコロン(;)で区切ってください。
セル表示形式の自動設定
書式の自動設定を行うついでにセル表示形式も設定します。「標準」の場合「#,##0」に、「日付」の場合「yyyy/mm/dd」になります。
タイトル行がゼロの場合の処理
開くCSVファイルにタイトル行が無い場合の挙動を制御します。
タイトル行が無い場合の項目名
設定した名称+連番でレイアウトシートに項目名を作成します。
タイトル行が無い場合、項目名と書式を自動作成しない
チェックをONにすると、タイトル行が無い場合レイアウトシートに何も作成しません。通常チェックはOFFにしてください。
拡張子がCSVのファイル
拡張子がCSVの場合、どんと来いCSVで使用しているマクロが無視されてしまうため、一旦どんと来いCSVど同じフォルダにダミーファイルを作成してから開いています。ダミーファイルは削除しません。作りっぱなしです。この機能が不満の場合は「開く事を許可しない」を選択して下さい。またダミーファイル名は任意に設定可能です。
開くファイルの設定
CSVファイルの拡張子を指定できます。直接入力するのであればここで指定する必要もありませんが、ここで追加するとファイル名指定のウインドウで表示されるようになります。
セミコロン区切りで、ワイルドカードを使って指定して下さい。
起動時の処理
どんと来いCSV起動時に以下の処理のどれかを実行できます。
項目 | 説明 |
---|---|
メインメニューを表示する | デフォルトです。 ただしレイアウトが何も登録されていない状態では表示されません。 |
コマンドメニューを表示する | コマンドによってCSVファイルを開く事ができます。詳細は別記します。 |
アクティブなレイアウトでCSVファイルを開く | 使いようによっては凶悪な設定です。 CSVファイルを開いたらこのブックを閉じるの機能と併用すると、どんと来いCSVを意識する事なくCSVファイルを開く事ができますが、レイアウトの変更ができなくなってしまいます。(レイアウトを編集したい場合は、起動時ESCキー連打でマクロを中断してください。) |
何もしない | 何もしません。設定を作っている時にいちいちメインメニューが起動してほしくない場合に選択して下さい。 |
ファイルを開いた後の動作
CSVファイルを開いたら、どんと来いCSVを終了したい場合には、CSVファイルを開いたらこのブックを閉じるのチェックONにしてください。
既にブックが開かれている場合は処理しない
既に同名のブックが開かれている場合には、安全のため処理を中断するのが基本スタンスです。コマンドメニューを追加し一括処理を行う時に処理が停止していたのでは効率が悪いので追加したオプションです。チェックをOFFにすると同名のブックが開かれている場合は、そのブックをアクティブにするようにしました。